去る8月3日 社内呑み切りが行われました。
呑み切りとは、酒屋の重要な年中行事の一つで、全ての貯蔵タンクの呑み口を開けて、中の酒の品質検査を行うことをいいます。
特殊な器具(呑み本器)を使いタンクから少量づつお酒をとります。
貯蔵中の酒質の変化、熟成の進み方などをきき酒によって確認し、今後の出荷や貯蔵管理の計画などがたてられます。
最近では、この呑み切りを行わなくなった蔵もありますが、当社では全社員が勉強を兼ねてきき酒をおこなっています。
また、8月26日、朝一番より酒蔵の神棚の前にて社内安全祈願祭が行われました。
社長、専務、製造部全員で神棚に祭られている松尾様(京都にある醸造の神様と同じ)に「酒造りの安全と良いお酒ができるように祈りました。
社長から今年の酒造りに対する思いなどの訓示があり、出席者全員で御神酒で乾杯!
今年の酒造りに対する思いを確認した行事でした。
まだまだ残暑厳しい時季ではありますが、いよいよ本格的な酒造りの始まりです。
社員一人一人の心を一つに、社員一丸となって美味しいお酒を醸していきたいと思います。
さて!9月5日 「山廃純米ひやおろし」 が発売されます。
春しぼられた純米酒をひと夏低温の蔵の中でじっくり熟成させました。
末廣独特の甘味と酸味のバランスの良いお酒に仕上がりました。
これから秋の味覚とともに、是非おためしください!