倶楽部「蔵」

2010年7月28日水曜日

【蔵元紹介】(株)あさ開

「あさ開」の名は、万葉集の中に詠まれている歌聖・柿本人麻呂の和歌の「漕ぎ出る」にかかる枕詞より命名されました。
南部藩士だった7代目村井源三が武士を辞め、1871年に創業、その志は「酒税を納めることで国家の為に役立ちたい」という考えからでした。
侍から商人としての再出発と、明治という新しい時代の幕開けにかけて「あさ開(あさびらき)」の名をつけたと言われております。

岩手の米・水・技に育まれてきた「あさ開」は創業の精神に則り、常に新しいものに挑戦することを旨としています。酒造りの他にも地域の一員であることを自覚し、地域環境とマッチした工場の建設やリサイクル事業、更には日本酒と食を提案するレストラン事業、日本酒の製造工程を知ってもらうための観光事業に取り組んでいます。

全国新酒鑑評会では、平成以降 十九回連続入賞、内十六回金賞受賞を達成するなど、品質に対する真摯なこだわりは、いつの時代になっても変わることはないでしょう。

(株)あさ開 公式ホームページ
http://www.asabiraki-net.jp/