鯉川は”純米酒”へのこだわりをもっている蔵です。
原材料は「米」と「米麹」だけ。
もちろん水や酵母もありますが、これほど安心な飲み物は他にないと思います!
~純米燗酒へのこだわり~
鯉川では昭和56年より、地元、庄内町で生まれた『亀の尾』米を復活栽培して、純米酒を醸しています。
この亀の尾の製造で悩んでいたとき、ある先生に出会いました。
故・上原浩先生です。
「純米酒を極める」などの本を執筆され、酒造りの現場主義を貫いた、大正生まれの頑固な先生でした。
先生の口癖は、「酒は純米、燗ならなお良し」。
熟成して秋上がりした純米酒を、湯煎の燗酒で楽しむ。
古き良き日本酒の飲み方は、実はいま、新しい日本酒提案として注目されています。
『恋の川 秋上がり』も熟成させてから出荷しています。
是非、ぬる燗で飲んでいただきたく。
~”ぬる燗”は何度なの?~
良く聞かれることがあります。
これは実は簡単で、”皆さんがお風呂に入る温度”なんです。
盃に注ぐと2~3度下がるので、お燗の温度は42~44度で”ぬる燗”になります。
熱燗好きの方はもう少し温度を上げても良いですよ。
日本酒は食中酒。秋~冬の鍋物との相性は最高!
9月9日発売の『特別純米 恋の川 秋上がり』は飲みやすさと安定した酒質を求め、候補酒を何度も利き酒して選び出した一品です。 (⇒詳細ページ)
是非、『純米酒のぬる燗』、お試しくださいませ!
2010年8月10日火曜日
純米燗酒のススメ (鯉川酒造㈱)
山形県、『恋の川』鯉川酒造です。